脱初心者!「隣は釣れてたのに釣れない・・ルアー釣り何が違う?」

釣り

ルアー釣りは餌を必要とせず、少ない荷物で身軽に始められる初心者にも人気の釣りです。
しかしながら、思うように釣果が得られず多くの初心者が楽しさを感じる前に辞めてしまうことが多くあります。
「ルアー釣り」と一言にいっても日々変わる釣り場の条件(コンディション)に対して投げるルアーの種類などを判断できなければ一生釣りの醍醐味を得ることは難しいでしょう。
ここからは初心者の人でも少し意識するだけで釣果UPが狙えるルアー釣りのポイントを整理していきます。

ルアー選び

2-1. ルアーの種類

ルアー選びはその日の天候、水温、魚の活性状況によって大きく左右されます。
ルアーにもさまざまな種類があります。

それぞれのルアーは、特定の釣り条件やターゲットに合わせて設計されていることからルアー選びが釣果に大きく影響します。ルアーの種類を変えたとたんに釣れた!なんてことがよくあります。
各ルアーの追加の特徴と使用法を簡単に整理しました。

1:メタルジグ:
デザイン:多様な形状とカラーパターンがあり、重さも多種にわたるため特定の魚種や水中環境にマッチするように調整が可能。
使い方:巻き取るスピードを調整することで、より広い範囲の魚にアピール可能。
条件:ある程度の重さがあるため、流れの強い場所でもとどまりやすい。深さ(タナ)の調節がしやすく、初心者の方でも扱いやすいとされています。

2:フローティングミノー:
デザイン:魚に似せたデザインが特徴です。鮮やかな色使いのものが多いです。
使い方:何もしないと浮いてくるという特徴があります。表層の魚に対しての使用に適しており、活性が高くなった水面近くに浮いた魚を狙うことができます。
条件:水面が穏やかで、朝方や夕方(マヅメ)に有効なルアーです。

3:シンキングミノー:
デザイン:沈む速度やアクションのバリエーションが多様なルアーです。
使い方:何もしないと沈むという特徴があります。タナを正確にコントロールすることで、潜んでいる魚に効果的にアプローチできます。
適用条件:広い範囲を同じタナで探ることができるため、様々な深さや流れに対応できます。

4:バイブレーション:
デザイン:コンパクトで水中できらきらと動くことで小魚(ベイト)のような動きをするルアーです。
技術:着水後、一定のリズムで(巻き取り)リトリーブを行うことで振動で魚を誘うことができます。
適用条件:濁りがあるときやフィッシュイーター(ヒラメやシーバス)といった大型魚をターゲットとする時に使用します。

5:ジグヘッド:
デザイン:おもりに針がついているシンプルなデザインです。根魚を対象にしており、ワーム(プラスチック製の疑似餌)をつけて投入します。
技術:底に付け、底をトントンとたたくようにアプローチする。
適用条件:根魚や底にいる魚を狙うのに適しています。

6:エギ:
デザイン:光を発する素材や反射材が用いられることが多い。
技術:落とす動き(フォール)と止める動き(リフト)を交互に行い、自然なエサの動きを演出する。
適用条件:夜間や薄暗い環境でのイカ釣りがメインの使用になります。

2-2. シーズナルなルアー選択の秘訣

季節ごとに最適なルアーが異なりターゲットとなることから魚の習性を理解して臨むことを重要です。
例えば、春は浅い場所で産卵による岸寄りする習性を求める魚が多いため、活性の良い時間であればフローティングミノーなどの浮力のあるルアーを流すことが有効です。
他にも夏には水温が高くことから、水温が低い水深の深い場所に魚が留まることからメタルジグ等で深場を攻めるルアーを使うなどといった工夫で「魚のいる位置ルアーを流す」ことができます。

環境要因の最適化

3-1. 気象条件と釣果への影響

気象条件はルアー釣りに大きな影響を及ぼします。
風の強い日は表層の騒がしさが魚の活性を促すことがありますが、一方で視界が悪くなるため、魚がルアーを見つけにくくなることもあります。
適切なルアーを選び、それに合わせた釣り方をすることが求められます。

3-2. 地形を生かした釣り戦略

地形を理解することは、効果的なルアー釣りに不可欠です。
例えば、岩場や沈木が多い場所では、流れが穏やかになり魚が休憩していることが多いです。そのような魚が溜まりそうなポイントに引っかかりにくいルアーを使い、隠れている魚を誘い出すことが必要です。
また、砂地では底を這うような動きのルアーが効果的であることが多いです。

実践的なリトリーブ技術

4-1. 状況別リトリーブの変更点

リトリーブの速度やリズムは、魚の反応を左右する重要な要素です。
たとえば、寒い時期にはゆっくりとしたリトリーブが効果的な場合が多いですが、夏場では速めのリトリーブで攻めることが一般的です。
魚の活性に応じてリトリーブの方法を変えることは、その日の気温や水温によって変化することが効果的です。

4-2. リトリーブのコツ

ターゲットとなる魚によって適切なリトリーブはある程度は決まっている一方で、自分の釣り場にあった様々なリトリーブを試していくことが釣果を上げる秘訣です。リアクションバイトを誘うための急な動きや、スローリトリーブでじっくり誘う方法など、ずっと同じ動きを繰り返すというよりかはこれならどうだろう?という感覚で探っていくことが重要です。

釣り情報の収集

5-1. 地域特有のルアーと釣り方

各地域には独自の釣り文化と、その地域で特に効果的なルアー釣りを選択することが成功の鍵です。天候、水温、魚の活動状況によって最適なルアーが異なります。季節ごとに適切なルアーを選ぶことで、効果を高めることができます。また、釣りの場所の地形を理解し、それに合わせた戦略を立てることが重要です。簡単に情報を収集する方法として、近所の釣具屋さんに尋ねる、釣りの掲示板にてどのようなルアーを使っているのか事前に収集することも重要となります。

いかがだったでしょうか。今日整理したことは基本となる内容です。ちょっと面倒かも・・と感じた方もいるかもしれませんが、ルアー釣りの醍醐味は「魚との知恵比べ」です。魚に対してこれならどうだ??がハマった時、ルアー釣りの楽しさに魅了されていることでしょう。

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